アフラックのエバーシリーズ

1974年に日本ではじめてがん保険を発売したアフラックは、2002年に単体の医療保険として「エバー(EVER)」が発売されました。

その後、2007年にここで紹介する「やさしいエバー」が販売を開始しています。アフラックではもともとがん保険に特約として「医療保険」を付加するタイプが主流ですが、このエバーは単品の医療保険となっています。

また、昨今の他社生保の医療保険には「無選択型」という、病気を患っている方でも加入できる保険が販売されており、この市場に対応した医療保険が「やさしいエバー」のポジションといえます。ただし、以下の項目で紹介しますが、やさしいエバーは「誰でも入れる」という受け入れが極端に広い医療保険ではありませんので注意が必要です。

やさいいエバーの特長

やさしいエバーは言ってみれば「エバーに加入できなかった方を対象とした医療保険」ということができます。これは、既往症などでエバーに加入できない契約希望者に対して、若干ですが引受基準を緩和して、加入を可能としているからです。以下にその特長を紹介します。

●まん40歳から80歳までで以下の項目に該当しない場合、加入が可能です。


  1. 現在、入院中である。
  2. 最近3ヶ月以内に、入院・手術・検査をすすめられたことがある。
  3. 過去2年以内に、「脳卒中」「心筋梗塞」「狭心症」「不整脈」「気管支喘息」「リウマチ」「こうげん病」「かいよう性大腸炎」「クローン病」などで入院したことがある。
  4. 過去2年以内に上記の以外の病気で、「合計90日以上」の入院したことがある。
  5. 過去2年以内に、糖尿病で入院したことがある。
  6. 過去2年以内に、糖尿病の合併症(網膜症、腎症、下腿皮膚潰瘍)で診断をうけたことがある。
  7. 過去5年以内に、「がん(悪性新生物)」「心臓病・動脈の疾患(心筋梗塞・狭心症・不整脈を除く)」「慢性肝炎」「肝硬変」「肺気腫」「肺線維症」「塵肺」「慢性気管支炎」「慢性腎炎」「ネフローゼ」「免疫不全症」「原発性筋障害」「精神や脳・神経の病気や異常(脳卒中を除く)」などで通院(診察・検査・治療・投薬)をしたことがある。

と、見た目にはいろいろと制約があることがわかります。このため、加入基準は緩和されているとはいえ、上記に該当する方は加入することができません。

やさしいエバーの注意点

加入基準が本来のエバーよりも緩和されている「やさしいエバー」ですが、上で述べたように誰でも加入できるわけではありません。また、加入できたとしてもリスクのある加入者ばかりの保険になっているため、保険料もエバーに比べると割高となっています。

さらに気をつけてほしいのは、保障内容が契約した日から1年間は給付金が半額となっているところです。また、エバーの手術給付金は手術の種類に応じて、入院日額の10倍・20倍・40倍となっていますが、やさしいエバーは一律10倍のみとなっています。