自動車保険と中断証明
自動車保険と中断証明というのは、意外に重要なものだということを御存知でしょうか。自動車保険に加入している人は、大抵の場合等級には気を使っていると思います。
等級は下がる時には一度にたくさん下がってしまいますが、上がるのは年に一度だけですから最初からずっと無事故であった場合でも10年以上かけないと最大の20にはならないのです。
しかし、仕事の関係や家庭の事情などからどうしても車を一時手放さなければいけないという場合が出てくるかもしれません。このような場合に車を手放してしまうと、今までに積み重ねていた等級がまた最初の6からやり直さなければいけないという場合があります。
そこで登場するのが中断特則と呼ばれるものです。この中断特則というのは、中断証明というものを発行することによって自動車保険の等級を一定の期間保持することができるという制度なのです。
中断証明を利用すれば一時的に車を手放したりした場合であっても、期間内であるならば以前の等級を引き継いで利用することができるというわけなのです。
注意点
注意して欲しいのが最近の保険の改定で、以前は中断証明を発行するとそのまま自動車保険の等級を引き継ぐことができたのですが、最近では等級が一つ下がって引き継がれてしまうようになっているそうです。
これは全ての保険会社がそうだというわけではなく、保険料などの見直しの一環として行われているものなので今後他の会社も同じように改定するかもしれませんし、しないかもしれません。
どちらにせよ中断特則によって中断証明書を発行する場合には自動車保険の等級が変化するかもしれないと考えておく方がいいと思います。等級が下がるといってもそれまでの等級がすでに10以上などの場合には、中断証明を発行して自動車保険の等級を保持することは非常に意味がある行為です。
なぜならば保険料の支払いに明確に差がでるためです。最大の20の場合だと、保険料はなんと60%も割引されるためにもしも自動車保険に加入しているけれど一時的に車を手放したいという人がいるならばこの制度を利用して等級を保持してほしいと思います。
正確な発行理由が必要です
この制度によって中断証明書を発行するにはきちんとした理由が必要になります。理由として多いのが海外転勤などの仕事上の都合で車に乗れなくなるといったことや、車を新しいものにするために廃棄するなどといった理由です。
特に理由もないのに中断証明書を発行することはできないというわけですね。また、中断証明書が発行されている間に事故を起こしてしまった場合には等級が下がってしまいますから注意しましょう。
