セイタカアワダチソウとは?
セイタカアワダチソウとは、北アメリカ原産のキク科アキノキリンソウ属の多年草です。多年草と言うのは、複数年にわたって生存する植物のことで、これに対して一年で発芽から枯れるまでのサイクルを繰り返すのが一年草と言う植物分類となります。
さて、セイタカアワダチソウは明治時代末期に園芸目的で日本に持ち込まれてから、関東以西から九州などで特に大繁殖するようになったようです。
このセイタカアワダチソウはブタクサと良く間違えられる植物ですが、そのせいかセイタカアワダチソウは長年に渡って花粉症の原因とされてきました。
しかし、セイタカアワダチソウは受粉形態が虫を介する「虫媒花」であって、花粉症の元凶となる風を介した「風媒花」ではありません。このことから近年は花粉症の原因ではないと考えられています。また、仮に花粉が風によって飛散したとしても、花粉自体が比較的重く形状も不向きなことから、花粉症の原因にはなり得ないと考えていいようです。
花粉症とは?
セイタカアワダチソウが花粉症の原因ではないとはいうものの、セイタカアワダチソウを見ただけでアレルギー反応が出てしまう方も多いようです。
そもそも花粉症とは、空気中に飛び散っている花粉を吸い込んで起こるアレルギーのことで、セイタカアワダチソウに良く似たブタクサなどの花粉が飛散し、吸い込むことで花粉症になるのです。
これらの花粉症の症状としては、止まらないくしゃみや鼻水・鼻づまり、目のかゆみや涙が止まらない・目が赤くなるなどがあります。
花粉症の症状は人それぞれで、軽い人もいれば重い人もいます。一度発症してしまうと、なかなか治らないのが花粉症ですが、早期の予防や早期に治療を始めれば、治る人もいるようです。逆に、それまで大丈夫だった人が突然発祥することもありますので、注意が必要です。
花粉症の予防法
●外出時にはマスク・眼鏡・帽子・マフラーを着用する。必要時以外は外出はなるべく控える。
●花粉を家の中に入れないよう窓を閉める。
●洗濯物を外に干さない。
●帰宅時は花粉を玄関先で払ってから入る。
●花粉の季節に外出先から帰宅したら、手洗いと洗顔をする。
●バランスのとれた食生活をする。
●タバコ・酒などの摂取を控え、ストレスを溜めないようにする。
また、花粉防止マスク・花粉防止メガネ・家庭用温熱吸入器・空気清浄器などを使用することも効果的です。
